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ココはよろず小説・イラストブログです、BL等女性向け要素がありますのでご注意。                                               初めての方はまずメニューの「初めに(必読)」をお読みください!・・・っていうかウニ味のプリンとかキモッ!(笑
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遊び心


記事見てたらありました(掘り出し物ォ
毎度の事ながらベッタベタな展開ですが、キスはありますよ。えへ(キモイィイ(←







「ああー!もうアイツおっせェエエエ!!」

「何やねん!突然発狂すんなや!」



今日、俺とスイッチは昼休みに放課後、格ゲーをしよう!という事になっていた。

でも、待てども待てどもスイッチは来ない!


あークソォー、もうコントローラーも用意してんのに!何処で何やってんだアイツゥウウ!!





「俺、スイッチ探してくるわ!」

「はいはい、勝手に行って来ぃや。」





ヒメコの冷たい一言。

でもそんなんに構ってらんねェ!何かイラッイラしてきた!


俺はすぐ部室を飛び出し、スイッチ捜索に入った。










「スイッチが居そうなトコスイッチが居そうなトコー・・・」


キョロキョロと見まわす。

目の前に、小田倉発見。


・・・ナイスッ!!ターゲットォー・・・オン!




「おーいッ!小田倉ァー!!」

「その声は、藤崎氏。」


「なぁ、スイッチ見なかったか?」

「笛吹氏なら教室にいt「どーも!!」




俺は場所だけ聞けばすぐに駆け出した。だって小田倉だし、小田倉。

教室っつったよなー・・・まだ居たのかよ!意味わかんねー!

俺は2年C組まで走った。






2年C組前~2年C組~お降りの方は

「(ドアを開けてくださいっと・・・)」

俺はそんな事を思いつつドアを開けようとした。


















 ―が、雰囲気が違う事にすぐ気付いた。


何か・・・違う。静か、そう静かすぎる。

人、いるのか・・・?





俺は周りを見まわす。周りには人の気配無し。

ドアに耳を押し当てた。










「私・・・ずっと、笛吹君の事好きでした!付き合って、ください!」






頭が、真っ白になった。

え・・・え?告、白?・・・スイッチが、誰かに?




『有難う、気持ちは嬉しい。だが断る。』


「・・・っ!」







その瞬間、女子が飛び出してきた。相手は、隣のクラスの子だった。

目からは、涙が流れていた。




俺は飛び出して来た女子にビビったのと、

スイッチが告白されていたという状況が、まだ理解できなくて、ぼけっとそこに突っ立っていた。







『・・・・・ボッスン?』


「・・・!!・・・お、おー。スイッチ、ココに居たのかァ・・・!」





俺は何事も無かったかのようにへらへらと笑いながら、返答した。

何事も無かった、なんて、全然そんな事無いんだけどな、ウン。







『いつからいたんだ?』


「い、いや?結構前から?おまッ、フっただろ!女の子かわいそー、はは。」













しまった。


ノリにまかせて喋ったら、つい、口走った。

俺はその言葉を訂正するワケにもいかず、楽しそうな顔を作った。


そうしたら、スイッチは、むっと顔を顰めていた。



えっ、触れてほしくなかったのか!?俺っ・・・俺っ・・・

あーもー!どーしたら良いんだよ!あーあーあー・・・!!






『聞いてたのか?』


「お、おう。」



『ふーん。どう思った?』


「え?・・・は?」



さっきの顔とか打って変わって、楽しそうに、にやりと笑うスイッチ。

すっかり忘れていた、スイッチという男を。







・・・・こんの・・・・・・・・・・・・・ドSがァアア!!



『ん?』


「べ、べっつにー!何も思ってねっ、ねェけどォ?」



ピューピューと口笛を吹きながら目をそらす俺。

勿論、照れ隠し。スイッチは勿論わかってるはず。・・・ハズッ!すっげ恥ずかしっ!!












『そうか・・・残念だ。では、あの子に断る理由が無くなったな。OKしてくる。』





 ・・・え・・・



スイッチはそういうとくるっと後ろを向き、あの子が走って行った方へスタスタと歩き出した。

予想もしない反応。




えっ・・・


えっ・・・




えっ・・・・・!





「スイッチ!!」

ガシッとスイッチの服の裾を掴む。

スイッチは何も言わず立ち止まった。




『・・・。』



「・・・~っバカ、ヤロ・・・。行く、なよォ・・・。」



かあああ、と顔が赤くなるのがわかった。

恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい・・・でも、スイッチはコッチを向いてくれなくて。











「う・・・スイッチは俺のモンだ、ぁ・・・あげたくない・・・。」



ぎゅうう、と裾を強く握る俺。

駄々こねる俺。

子どもみてーな事言う俺。


全部わかってるんだけど・・・口が勝手に動く。身体が頭についていけてない感覚がする。


ゴメン、スイッ・・・



「うわっ!?ちょ、何だよオイッ・・・!」

スイッチが突然グイッと俺を引っ張り2年C組、もとい俺らの教室へ投げ捨てるように俺を入れた。



カチャ・・・



ドアの鍵が閉まる音。

閉めたのはスイッチだった。というか、教室には俺とスイッチしかいないから、当たり前だけど。

「何のつもりだよっ!?意味わかんねえんだけ・・・ってうひゃぁあっ!?」

ハテナマークを浮かべる俺に突然スイッチが襲い掛かる。簡単に言うと突然押し倒された。





片手でパソコンを打つスイッチ。

『そうだな、俺はお前のモノだ。』

にやにやと笑うスイッチ。

コイツ・・・ハメやがった。俺のバカ・・・。



ちゅ、と音を立ててスイッチが俺にキス、をする。

呆然とした顔でスイッチを見つめていると、スイッチが

『それと同時に、ボッスンは俺のモノだ。なぁ、ボッスン?』

なんて言ってくる。



周りの状況をよく考えてみれば、

誰もいない教室。

廊下にも人の気配は無し。

ココは・・・廊下からは見えない、端っこ。









「・・・おう・・・」

そういうとスイッチは少し笑い、ちゅ、ちゅ、と何度もキスを落す。

「ん、ぁ・・・スイッチ、好き・・・ふ、」


『俺も好きだ。ボッスン』







 *********************




場所は変わり、部室。

「はぁ~ぁあ・・・帰ってけぇへんし。どーせどっかでにゃんにゃんしてるんやろうなぁ」

ヒメコはゲームの電源を落とし、テレビの電源ボタンを押す。


ガチャ、とドアを開け、部室の電気を消してから廊下へ出た。




「バカップルめ。」













END







言いワケ

色々ゴメンなさい。特に小田倉ゴメン(えぇ
ベタはもう皆さん、慣れてください。好きなんですベタな展開。

ホントゴメンなさい。最後のほu(ry
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CP(BL)・夢小説等大好物です。普通に乙女ゲーとかします(←
見たらすぐ好きになったりとかあるので好きジャンルが多いです。

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とかが熱いです。
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